フロアコーティングの種類より、アクリルによるフロアコーティングの特徴・ポイントをはじめ、おすすめ商品や口コミを紹介します。
アクリルコーティングは、フローリングの最もべーシックな保護方法である、ワックスの上位版的な存在のフロアコーティング。水性アクリルコーティング、フロアマニュキアといった名称で提供されています。
ワックスとの一番の違いは、効果の持続性。ワックスは、数ヶ月ごとに再度かける必要がありますが、アクリルフロアコーティングは1、2年くらいまでの効果を期待することができます。しかし、UVやガラス、ウレタンなどによる本格的なフロアコーティングまでの丈夫さ、耐摩耗性は期待できません。アクリルフロアコーティングが優れるのは、あくまで光沢を出す効果です。
さらに「コストが安いので何度でも気軽に施工できる」「後日に他のフロアコーティングをしたくなったとしても簡単に剥離することができる」というメリットがあります。
アクリルフロアコーティングやフロアマニュキアのデメリットとしては、耐久性のほか、耐水性、耐薬品性の弱さがあります。水や洗剤で掃除することができませんし、特にペットを飼っている人は、おしっこ、歯や爪によるダメージなどに注意する必要があります。
【おすすめポイント】
製品名(会社名) | 特徴 | 耐久年数 |
---|---|---|
スタンダードタイプ アクリル施工 (グリーンジャパン) |
ウレタンに比べてローコストでも、優れた光沢と保護効果を期待できる。 | 1~2年 |
フロアマニキュア・ナノ (スリーエスコーポレーション) |
摩耗、水、薬品など、あらゆる生活ダメージに対する優れた保護性能。 | 10年 |
犬が走りまわるリビングに関しては、さすがに細かな傷がついています。でもほとんど気にならないくらいです。もしも施工してなければ・・・と思うと恐ろしいです。
以前までは毎月のようにワックスをかけていたのですが、だんだん面倒になっていました。フロアマニュキアをしたら本当に楽になりました。
あまり長く持たないという弱点は承知していましたが、まずは床のツヤ出しがしたかったのと価格がリーズナブルだったのでアクリルコーティングを選びました。
最初は、「アクリルでフロアコーティングなんで、ワックスと変わらないのでは・・・」と乗り気ではありませんでした。でも調べると、かなり耐久性や安全性を高めた製品も見つかったので、依頼することにしました